アーマード・コア オフライン攻略のススメ
アーマードコアを対人ではなく、オフライン攻略という形で楽しむための案内
クリア後 オフライン攻略のススメ
アーマード・コアというシリーズを語るとき、対人戦の話題が前に出ることは多い。対人は分かりやすく、盛り上がりやすく、見映えもする。
ただ、その陰であまり大きく語られなくなっているのが、オフラインの攻略ミッションそのものの楽しさだ。
シリーズの根幹には、最初からオフラインで完結するミッション群があり、そこには対人とは別種の、非常に自由度の高い遊び場が用意されている。今回は、そのオフライン攻略の魅力を、あらためて整理してみたい。
オフラインは「遊び方」を自分で決められる
オフライン攻略の一番の特徴は、ルール設定を完全にプレイヤー側が握っている点にある。
ゲームが提示するのはミッションと基本的なシステムだけで、どの条件で挑むか、どこまで突き詰めるかはすべて任されている。
武装や重量に制限を設けるかどうか、どの企業のパーツを使うか使わないか、武器種類を限定するかしないか。 AC6であれば、リペアを使うか使わないか、補給を許すかどうかというポイントも入ってくる。 もっとユニークなルールを考えてみても良い。「パーツ総額は◯◯以下」「重量過多必須」など。
また目線を変えて、時間に目を向けてみるとまた違う視点が見えてくる。 「◯◯を何分以内にクリアする」「〇〇を何秒で倒す」という発想に立てば、今度はタイムアタックという遊び方が現れてくる。
プレイヤー自身の選択ひとつで、同じミッションがまったく別の難易度と性質を持ち始めるのがオフライン攻略の魅力だ。
「自分には難しすぎる」と思っただろうか? なら、「リペアを使って良い回数を1回減らしてみる」「武器を一つだけ固定する」などから始めてみるのでも全く問題ない。 クリアタイムを一回計って、「前回より早くクリアする」を目標にするのも、立派なタイムアタックだ。
既に書いたように、ルールは完全に自由だ。そこに難易度の上下はあっても、貴賤も正誤もない。
オフラインでは、用意された難易度を消費するのではなく、「自分にとっての難しさ」を自分の都合で自由に作ることができる。
マイペースで進められる
オフラインのもう一つの大きな価値は、進行速度を完全に自分で決められる点だ。
一日でいくつも達成を狙ってもいいし、一つの目標に数ヶ月かけても構わない。
今日は少し触って終わりでもいいし、今日は腰を据えて検証する日だと決めてもいい。
誰かと足並みを揃える必要もなければ、途中で止めたことを責められることもない。
難しい縛りや高精度の攻略に挑戦するほど、このマイペースさは重要になってくる。
オフラインでは、時間をかけること自体が自然に許されている。
自由気ままな挑戦が成立する
オフラインでは、どんなに無茶なチャレンジでも成立する。
効率を無視したアセンでも、実用性の低い構成でも、極端な縛りでもいい。
それに対して、正しいか間違っているかを判断する外部の基準は存在しない。 誰に迷惑をかけるでもなく、誰に迷惑をかけられるでもなく、自分が納得できるかどうか、それだけが基準になる。
この自由気ままさは、対戦環境ではなかなか得られない。
オフラインだからこそ、プレイヤーは気兼ねなく何よりも「自分の遊び」を優先できる。
一人で完結しても、共有してもいい
オフライン攻略は、必ずしも完全な孤独を要求するものでもない。
自分ひとりで黙々と詰めることもできるし、縛り内容やタイムアタックのルートを他の人と共有することもできる。
現代なら、ボイスチャットなどでおしゃべりしながらチャレンジしたって良い。
競争する必要はないが、協力や情報交換は自由だ。 この距離感の柔らかさも、オフライン攻略の居心地の良さにつながっている。
縛り攻略という遊び方
オフラインの代表的な遊び方のひとつが、縛り攻略だ。
リペアや補給を封じたり、武装や機体条件を制限したりして、その条件下でミッションを攻略していく。
制限を加えることで、これまで意識せずに通過していた敵の挙動や攻撃パターンが、急に重要な意味を持ち始める。
慣れたミッションが別物になる感覚は、縛り攻略ならではのものだ。
縛り攻略は、「この条件でも成立するのか」「どこまで安定させられるのか」を探る遊びでもある。
答えは用意されていないが、その分、達成は自分の中にしっかりと残る。
タイムアタックという遊び方
もう一つの代表的な遊び方が、タイムアタックだ。
こちらは縛り攻略とは異なり、スピードという一点に目的を絞り、あらゆる要素を最適化していく。
最短ルートを選び、最速で敵を処理するための機体構成を考え、無駄な動きを削っていく。
ミッションごとに最適解が大きく変わるため、構成を考える比重も高い。
オフラインの安定した環境では、試行錯誤の成果がそのままタイムに反映される。
改善が数値として見える点も、TAの分かりやすい魅力だ。
オフライン攻略という選択肢
オフライン攻略ミッションは、派手ではない。対人に比べて明確なルールや場も設けられておらず、(今のところ)大きなイベントも少ない。
しかし、自由にルールを作れ、マイペースで続けられ、自由気ままな挑戦が許されている。
縛り攻略でも、タイムアタックでも、その中間でもいい。
オフラインは、プレイヤーの関心に合わせて、いくらでも姿を変える。
対人が合う人もいれば、そうでない人もいる。
どちらが正しいという話ではないが、オフライン攻略ミッションという遊びには、もっと注目されてもいい余地がある。
アーマード・コアを、自分のペースで、自由気ままに遊びたいなら。 オフライン攻略は、十分に応えてくれる遊び方だ。